「100年企業」とは、創業以来100年を超え事業を継承している長寿企業のこと。

東京商工リサーチの調査では、「100年企業」は2012年時点で2万7,441社あることが
わかっています。

日本の100年企業の数は世界一。日本は世界有数の長寿企業大国です。

そのうち上場する企業は469社で、「100年企業」の大部分は中小・零細企業で
占められています。
http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis_before/2012/1220895_2004.html


この調査から、これらの100年企業に共通することが5つあるようです。


1.「本業」を重視しながら、
2.時代に合わせて変化する「柔軟性」を持ち
3.「身の丈」にあった経営
4.「社員重視」の信頼経営に徹し
5.創業当初の「家訓」や「社是」を大切に保持している


業種別では「清酒製造業」、「旅館、ホテル」、「呉服・服地小売業」の3業種が
上位を占めています。


地域に密着し大手資本が参入しずらく、グローバル化・技術革新などによる
想定外の変化が比較的起きにくい業種の中で、従業員を大切にアットホームな環境で
創業からの教えに忠実に身の丈に合った経営をする。


経済成長時代のはるか前から存続する企業のありようがはっきり感じられます。
新しい生き方・新しい働き方のとても良いお手本だと思います。



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