働くことと生活水準、そして生き方など自分の人生観・仕事観・生活観などの
価値観をしっかりと考えていくことは、自分に合った生き方・働き方を見据える
上でとても重要です。


ダウンシフター(減速生活者)とは ウィキペディアより


『ダウンシフト(en:Downshifting)とは、生活様式に関する社会的な潮流・傾向の一つである。
 過度な出世競争や長時間労働、物質主義的、唯物的な生活環境を日常から排し、
 よりゆとりのあるストレスの少ない生活に切り替える生活態度の劇的な変化を指し、
 また、そうした生活態度は減速生活と言われる。
 邦書では『浪費するアメリカ人』(2000年,ジュリエット・B. ショア著)の中で
 こうした生活態度の変化をとったダウンシフター(減速生活者)についてはじめて紹介された。』


ダウンシフター(減速生活者)は、「浪費するアメリカ人」ジュリエット・B.ショア著
の中で出てきた言葉。

アメリカでの、経済至上主義と過剰な消費社会、
消費生活に対する疑問から生まれた潮流です。


高い水準の生活を続けることがアメリカではステータス。

高級車を所有し、高級ブランドを身につけ、高級な住居に住み、
高級な家具やインテリアに囲まれる・・・

そんな高い水準化の生活、過剰なまでの消費を維持するため、
出世競争に打ち勝ち、長時間労働を余儀なくされる。


そのステータスを守り続けるために、家族との触れ合いや、
自分との触れ合い、余暇を楽しむ余裕もなく、
多くの事を犠牲にする・・・
その過剰な生活に自分らしさを失い疲れきった人々。


こういった背景から、ダウンシフター(減速生活者)が生まれました。

「過度な消費主義から抜け出し、もっと余暇を楽しみ、仕事とプライベートの
 バランスをとり、常に時間に追われるのでなく、ゆっくりとしたペースで生活し、
 子どもや奥さんともっと多くの時間を過ごし、自分にとって意義を感じる仕事をし、
 もっとも深い人生観・生活観など価値観に合ったライフスタイルを選んでいる人たち。」


「生活水準を低下させてでも自分の満足できるライフスタイルを選ぶ人々」です。


ヨーロッパには、こうした考え方は以前からあって、
アメリカ型の経済至上主義、過剰消費、競争主義などに対する
批判精神が昔からありました。


人生観、生活観、働く意味、生計を立てる、生活水準、ステータス、
それを支える収入・・・
など、自分にとって優先させたいコトをどうバランスを取って実現していくか?

自分らしい生き方、働き方を考える大きなヒントになります。



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